現在開催中の『トルコ至宝展』に行きました。
かのトプカプ宮殿博物館の所蔵品の展示です。

副題に「チューリップの宮殿・・・」とある通り、見事にチューリップ尽くし。
トルコの花がチューリップであることは有名ですが、宝飾品などはもちろん、武具や陶磁器、
衣類やタイルなどの装飾に至るまで、チューリップのデザインで埋め尽くされていました。

この激しいチューリップ愛、どこか既視感があるなあと思いながら美術館の外へ出ると、
見事な桜の景色。
ああ、トルコの人たちのチューリップへの思いは、日本人の桜に対する思いと
どこか通じるところもあるのかなあ、などと考えたりしました。

『トルコ至宝展』は国立新美術館で5月20日(月)まで、その後、
京都国立近代美術館で6月14日(金)~7月28日(日)の開催だそうです。