今年のユヌス・エムレの文化講座展覧会は、横浜赤レンガ倉庫一号館ギャラリーで『トルコアート インYOKOHAMA』として開催されました。
10月4日から7日までの4日間という短い期間ではありましたが、期間中1,000人を超す来場者がありました。
4日のオープニングレセプションにはメルジャン大使もご来場下さり、テープカットが行われ、華やかな幕開けとなりました。

今回の展示は、ユヌス・エムレで開講中のハット、細密画、テズヒープ、イーネオヤ講座の受講生と先生方の作品。日本人作家によるトルコの伝統工芸は、伝統に忠実なものから日本人ならではの感性を生かしたものまで、幅広い作品が並び、見応えのある展示となっていました。

オヤの会イーネオヤ講座の今回の展示は、広いギャラリースペースを生かし、スカーフなどは立体的な展示にしてみました。
スカーフを収めたショーケースは、ユヌス・エムレのスタッフの方の手作りです。
展示の準備や片付けも、例年と同じく生徒さんたちとにぎやかに行いました。

今回も初心者の方からベテランの生徒さんまで、さまざまな作品が出されました。
特にベテラン勢のオリジナル作品は作り手の個性が現れたものが多く、技術的な進歩もさることながら、
皆さんの表現力の高さが本当に素晴らしかったと思います。
出展くださった生徒さん達には、忙しい中作品作りに時間も労力もかけていただき、本当に深く感謝申し上げます。

今回は場所柄、この展覧会を目的に来た方ばかりではなく、明らかに偶然に見つけ、鑑賞している方が大勢いました。
トルコの伝統工芸が大勢の人達に知って貰えるとても良い機会となったのではと思います。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
また最後になりますが、主催のユヌス・エムレ インスティテュートに心より御礼申し上げます